役員挨拶

会長 山近義幸

「橿原神宮、神武天皇」の衝撃的な出会い、発見は私の、人生感を変えました。そして、家系図を作る・造る・創るきっかけともなりました。自分の家(国家)のことも、語れずに、知らずに、他人の家(たとえば他国)のことが応援できますか?それは土木のない建築だと思います。石垣のないお城のようなものです。城は人なり・・・私たちの国家は「人」です。国体は「天皇」です。ならば「初代天皇」を若者たちに゛知らせなさすぎ゛です。これはもはや、私たち、゛大人゛は゛重罪゛です。だからこそ、この全国ツアーが誕生しました。コツコツコツと続けています。まずは一年目30カ所くらいを回ってます。3年後は100ヶ所を目指します。応援してください。関心を持ってください。よろしくお願いします。

事務局長 津本雅章

 色々な出会いで「奈良講談で「日本のはじまり」を広める会」という任意団体が立ち上がりました。その出会いは、この会長をしていただいている山近さんとの出会いです。そして、講談師の旭堂南歌さんとの出会いです。
 私は、数年前から地元活性化のために飲食店、民泊、陶芸家等の個人事業主の方々の「ふるさと納税」登録代行をはじめておりました。私が住んでいる奈良県の中南和地域は、余り全国的に知られていないし、経済発展も遅れており活性化していないと感じていました。
 山近さんとの出会いにより、zoomでの朝活で日本の歴史について凄く勉強させていただく機会が増え、改めて橿原市、桜井市、明日香村の重要性を認識させていただき、旭堂南歌さんには、講談から奈良の素晴らしさを感じさせていただきました。
 「飛鳥・藤原世界遺産登録」を目指す地域を日本の多くの方に知っていただくためには、オリジナルの奈良講談を立ち上げられた旭堂南歌さんにより、全国ツアーで広報していくという素晴らしい企画を推進していければと思っています。
 微力ながら事務局長という大役を仰せつかっておりますが、皆様の協力のもとまずは来年2月の橿原神宮での公演まで一生懸命活動させていただきたく存じます。その後、2026年世界遺産登録までこの企画を皆様からご意見をお聞きしながら、ブラッシュアップしていければと思います。


IVUSA(International Volunteer University Student Association)のメンバーと竹林整備を行った作業後の記念写真(津本は、右から2人目)

講談師 旭堂 南歌

 この度は、全国の皆さんのお力添えをいただいて「奈良講談で日本のはじまりの地を広める会」プロジェクトが設立され、全国ツアーの船出をさせていただきました。
 子供の頃から奈良橿原の地で育った私は、日本の建国をされた神武天皇を「神武さん」と親しみを込めて呼んでおりました。
 しかし、一歩ここを離れると日本の中で日本のはじまりを知らない方が多いのにびっくりしました。
 世界の中でも自国の始まりを語れないのが日本人と言われているようです。
 私が住んでいる奈良県橿原には、万葉集にも詠まれた畝傍山・耳成山・香久山と呼ばれる「大和三山」があります。
 今から1350年ほど前、持統天皇が藤原京を造り中央集権国家の礎を築いた場所(始まりの国)でもある。そしてそれより遡ること1300年程前。日本の各地で豪族たちが争いを繰り返していた時代。
 イワレヒコ尊(後の神武天皇)は、国を一つに統一しなければ戦いが収まらない。民が安心して暮らせる平和で豊かな国を作ろうと高千穂の宮から新天地を求めて幾多の苦難を乗り越えてたどり着いたのが、この大和三山の一つ畝傍山の麓である。
 ここを国の中心とし、庚酉年正月春、初代天皇として橿原宮で即位。
 この日が国の始まりとして日本最古の歴史書「古事記」「日本書記」にも記されている。
 そして即位に先立ち「詔」をだされたのが、「八紘一宇」である。すべての国民が平等で道徳を重んじ、一大家族のように助け合える国つくりを理想として挙げられたのである。世界中で、これほど明確な理想のもとに建国をしたのは他に例がない。神武天皇の思いを今に伝え、薄れゆく日本人魂・日本人の素晴らしさを再確認してもらおうと今、「全国ツアー」が始まった。
 これが、愛国心、地域愛、家族愛に繋がり、平和への道の第一歩になることを信じて、特に次世代を担う子どもや若者たちにも広く伝えていきたいと思っております。 
 そして、この輪が日本中に広がっていくのを心より祈念しております。皆さまのご理解、ご協力、どうぞよろしくお願い申し上げます。」