発起人・後援紹介

橿原神宮　宮司　久保田昌孝様　

今からおよそ2680年前、天照大神の五世孫である神かむ日本磐余彦やまといわれひこの天皇すめらみことは平和で豊かな国を目指して九州の高千穂から国の中心である大和を目指しました。そして、多くの困難を乗り越え畝傍山東南の麓に橿原宮かしはらのみやを建て、第一代神武天皇として即位されます。これが日本最古の正史である「日本書紀」に記されている日本建国の物語「神武じんむ東征とうせい」です。

神武天皇の建国以来、日本は天皇が知しろし召めす国として現在まで続いております。しかし今我が国では「神武東征」をご存じの方が少なくなってきています。自国の成り立ちや歴史を正しく知り、学ぶことは愛国心や自国を誇る心を育むことに繋がります。

従いまして、奈良講談で「日本のはじまり」を広める活動には大変意義があるといえます。旭堂南歌氏は講談にて歴史を非常にわかりやすく伝える活動をされておられます。「神武東征」以外にも奈良には人の心を引きつける多くの「はじまりの歴史」があります。本会の活動を通して多くの方が日本の素晴らしさを再認識していただけるよう祈念申し上げております。